※この記事は内容を随時アップデートしていきます。

水やりのコツを掴んで、植物ごとの特徴を掴めば植物を育てていて枯らすことはほとんどなくなっていると思います。次は植物をキレイな樹形で維持できるようになると更に良いですね。

ですが、室内で植物の樹形を維持するのは実はプロでも難しいで
す。植物の種類によって出来るか出来ないかがハッキリしてると言った方がいいかもしれません。人の手ではどうにもならないくらいに温度や光といった環境は植物にとって重要なのです。

ですので、まずはどういった植物が樹形を維持しやすくて、どの植物が維持しにくいか。またどうすれば維持できるのかを書いていきたいと思います。

芽吹きのいい植物は樹形を維持しやすい

例えばエバーフレッシュやアマゾンオリーブなどはよく新芽が出てくる植物です。室内に置いたままカット(剪定)しても新しい芽が出てくるので、カット(剪定)が出来る方なら樹形をキレイに保つことが出来るでしょう。

とは言ってもこのタイプの植物のカット(剪定)は難しくありません。基本的に葉っぱのあるところでカット(剪定)すればちゃんと新芽が出てきます。特にエバーフレッシュは簡単です。エバーフレッシュは葉っぱのないところでも枝の節ごとに芽が準備しているので、それさえ残せばその芽が伸びてきます。

個別の品種ごとのカットの仕方はまた別で記事を書こうと思います。

参考:観葉植物のカット(剪定)の基本(準備中)
参考:エバーフレッシュのカット(剪定)の仕方(準備中)
参考:アマゾンオリーブ のカット(剪定)の仕方(準備中)

ドラセナ系はカット(剪定)はしない方がいい

インディアやコンシンネに代表されるドラセナ系は芽吹きがよくない植物が多いです。生産用の温室でキチンと管理してても不発芽(芽が出ない)になることが多いので、室内でのカット(剪定)はオススメしません。ですので基本的にはカット(剪定)せずにどんどん伸ばしていくことになります。

ドラセナ類の中でもカンボジアーナやユッカ系、アガベ系など頭が大きい品種は伸ばしっ放しでもカッコよくなります。
ですが、インディアやジャマイカ、ホワイボリーやレインボーに代表されるコンシンネ系は伸ばしっ放しだとダラシない感じになっていきます。

ポイント

コンシンネ系(特にホワイボリーとレインボー)は枝を曲げるのが比較的簡単です。伸びてくる枝を下に引っ張るように曲げていけば、高さを抑えると共に、他にはない自分だけの植物を作ることが出来るので、チャレンジしてみて下さい。その際は枝を折らないようにご注意下さい。折らないように曲げるコツは、3段階くらいに分けて曲げること、曲げる前の3〜4日間は水を与えず枝を柔らかくすることです。

 

フィカス(ゴム)系は時期と環境が良ければ剪定出来る

アルテシマやウンベラータに代表されるフィカス系は、エバーフレッシュやアマゾンオリーブには劣りますが、品種によって芽吹きが良い植物、悪い植物があります。

まずフィカス系の中で抜群に芽吹きが良い品種はフランスゴムです。アマゾンオリーブと同じくらい芽吹くので、室内でも同じように剪定出来ます。ただし、フランスゴムは温度が下がると芽吹きが弱くなるので、20℃以上ある時期に剪定した方がいいです。

アルテシマやベンガレンシス、ウンベラータなどは芽吹きが割と良い品種です。ただし、室内での剪定ではかなり芽吹きが悪くなります。

気温の高い時期に、剪定をする1ヶ月(せめて2週間)ほどの間外に出して日光を充分に当て、追肥を行い植物の精力を付けてから剪定するようにして下さい。

特にベンガレンシスは鉢に入っていると沖縄の気温でも12月〜2月の間は成長がピタっと止まります。(畑に直植えされてるものは成長します)最低気温が18℃を下回る時期には剪定しないようにしてください。

注意

フィカス系の植物は剪定すると白い樹液(ゴム)が出ます。フローリングなどを汚さないようご注意下さい。もし着いた場合は樹液が乾く前に濡れたタオルなどで拭くと取れます。剪定したところにティッシュを千切って当てておくなどして樹液が垂れないようにして下さい。数分たつと乾いて樹液が出なくなるので当てていたティッシュを取っても大丈夫です。樹液が手に付いて落ちない時は、オリーブオイルを手に付けてこすると落ちやすくなります。

 

ポリシャス系

ポリシャスは全体的に暗さと乾燥に強く、寒さに弱いという特徴があります。また、室内ではそんなに急には伸びません。夏のクーラーでも冬の暖房暖房でもほとんど問題がないため、室内に飾る観葉植物としては優秀です。ただし、最低気温が15℃を下回ってくると葉っぱが落ち始めます。そのため沖縄以外の地域では越冬出来るか微妙なところですが、沖縄の室内には抜群に向いています。

室内では伸びづらいと言いましたが、時間がたてばいずれは伸びてきます。その場合はフィカス系の剪定と同じように、2週間〜1ヶ月ほど外に出し、追肥をして精力を付けてから剪定して下さい。出来れば葉っぱの残っている位置で切った方がいいですが、葉っぱがないところでも一応大丈夫です。

おわりに

私が福樹園で実際に生産して、レンタル、販売をしている品種を中心にご紹介しました。

植物を枯らさずに育てることはコツを掴めば比較的簡単に出来ますが、樹形を維持するとなると一気に難易度が上がります。植物の種類によってはほとんど不可能なものもあります。

「崩れた樹形がまた味があっていい」という方が自宅で飾るのであれば、自分の好みなので全然問題ありません。

ですがオフィスなど色んな人が目にする場所に置くのであれば、やはり樹形を整えて誰から見てもキレイだなと思える状態を維持した方がいいでしょう。

オフィスに飾る観葉植物を購入する際には樹形の維持のしやすさも気にしてみてください。

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